バルセロナの深夜。まともに話せなくなる程ヘベレケ。
どれ位の酒を飲んだのか、、、。
地下の薄暗いバーの合い向かいの席に彼女がいた。
当時スタイリングとかいう雑誌の副編集長をやっていたHIROKOという女だ。
とにかく酒を飲むはちゃめちゃな人だった。
当時の僕から見たらまるでジャニスのように見えたよ。
夢とか目標とか手が届きそうも無いやつに無理矢理に
手をのばし掴むようなトリッキーな会話の連発。
止めども無いジャンキーの話。
僕はこんなバルセロナの薄汚れた店で気持ちがこんなにトリップするとは
思いもしなかった。
ディストーションなんてものじゃない破けるようなファズの音だ。
何時間も同じ話をしていた。
(時間が無くなったので続きは明日、、、、。)