morelia


深夜12:00ころ マドリードのモレリアというタブラオに
行った時、うぶげが総立ちになるような感動に襲われた事がある。

タブラオというのは、フラメンコを行うライブハウスの事だ。
ロックにしか興味が無い日本人男が
不意に一人で立ち寄った店がモレリアだった。
グラスワインを頼みハムを食べながらステージの開始を待っていた。

いきなりEマイナー#11sus4みたいなディミニッシュにも似た
強烈な歯切れのイイ低音が響いた。
肌がチキンになった。
ソレアレス、タンギージョ、ブレアといったフラメンコを代表する
曲を演奏した。バイレ(踊り)も強烈だ。
タブラオ中響き渡る靴の音。バイラオーラ(踊り手)のあの目はなんだ!
圧倒される視線に釘付けだ。
肌はもうダチョウなみだ!ソウルを感じてしまった。
フラメンコってROCKだ!

フラメンコというものをはじめて見てこんなに感動するものとは
思わなかった。なんだこの人達、、、すごいんじゃん!
それから、フラメンコを知りたくなってなまらなかった。

うかつにも感動のあまり涙がでてしまった。

ステージのギターリストに見られてしまった。

曲が終わったら、そのギターリストはステージから
降りて僕の所へ歩み寄って来て握手を求めて来たんだ。

思わず「グラシアス」と言った。。。

?Le Gustan Flamenca? Si~~~.(?がひっくり返らない)

http://www.corraldelamoreria.com/gastronomia.html